マキタの掃除機を購入した人が失敗したと感じている理由について
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今回は、これからマキタの掃除機を購入するか迷っている方に向けて、「マキタの掃除機を買って後悔した。」と感じている方の意見をまとめてみました。
マキタの掃除機を購入した方は、失敗したと感じる理由がたくさんありますが、口コミに挙げられている理由の中でとくに多い意見が下記の3つです。
- 駆動音がうるさい
- 置き場所に困る
- バッテリー持ちや吸引力が悪い
これからマキタの掃除機を購入しようとしている方には、ぜひ知っておいてほしいマキタの掃除機の良くない点だと言われている部分ですので、ぜひ、最後まで読んで最終的に購入するか判断してください。
マキタの掃除機の良くないと言われている3大理由
まずはマキタの掃除機を実際に購入した方の中で不満を感じている理由を口コミが多かった3つに絞って解説していきます。
駆動音がうるさい
マキタの掃除機は、駆動音が大きいという口コミが多いです。搭載しているモーターにもよるものの、日立やシャープなどから販売されている静音モデルと比べると駆動音は大きめです。
このデメリットは、コードレスクリーナーにコンパクトさと静粛性を求めている方は致命的で、とくに不満に感じている方が多いようでした。
しかし、現在発売されている他社製品をみても、吸引力も大きさも駆動音も全てパーフェクトな製品は今のところ販売されていません。
どうしてもスティッククリーナーのような小型タイプですと、駆動音が大きくなりがちで、とくにモーターの周波数が高くなりがちですので、人によっては不快に感じる方も多いようです。
ですので、ある程度の吸引力と静音性を求める方は実際に家電量販店で実機を触ってみて、良いと感じた製品を購入する方が購入前とのギャップが少ないと感じます。
ちなみに「駆動音がうるさい」という口コミの中でも、「吸引力については認める」といった口コミも見られました。
置き場所に困る
マキタの掃除機は、置き場所に困るといった口コミもたくさん見受けられました。理由は簡単で、直立だと安定せず、また付属品にもスタンドがないことが挙げられます。
そのまま立てかけられるなら、置き場所を探す必要もないですが、マキタの掃除機は専用スタンドが無いため、縦置きは難しく、どうしても地面に寝かせて置く必要があります。
どうしても立てて置きたい場合は、社外品なら専用スタンドが販売されていますので、そちらを購入する必要があります。
スティッククリーナーは取り出してすぐサッと使えるのがメリット。置き場所に困ると、物置にしまったまま使わなくなる…といったデメリットが発生しやすいです。
口コミでも、置き場所に困るから買うのを躊躇するといった意見も見られました。
バッテリー持ちや吸引力が悪い
マキタの掃除機は、マキタ製品で使い回せるバッテリーがそのまま使えます。しかし本来は掃除機専用品じゃないので、駆動時間に不満を持つ方も多いようです。
付属のバッテリーだと、フルパワーで5分も持たないという意見がありました。狭い範囲を掃除するならまだしも、メイン機として据えるのは不安があります。
バッテリー持ちに不満がある方は、新しく6.0Ahのような大きな容量のバッテリーを購入しているよう方が多いです。※機種によって異なります。
また機種によるものの、全然ゴミを吸わなくてストレスになるといった口コミもありました。基本的に安い機種は電圧も低く、バッテリーの容量も小さいのでパワーがありません。
安いからと言って購入して、マキタの掃除機は吸わない!といった印象を持つ方もいらっしゃるようでした。
マキタの掃除機が他社よりも劣っている部分
続いて、マキタの掃除機が他社製品と比べて劣っている部分についてまとめていきます。
スティッククリーナーは、マキタ以外にもダイソンが有名ですが、では他社製品(今回はダイソンと比較)と比較し、どんな点が劣っているでしょうか。
具体的には下記3つが挙げられます。
- 吸引力
- 集じん方式
- バッテリーの充電方法
ではそれぞれ劣っていると言われる点について、詳しく数字も交えながら解説していきます。
吸引力
吸引力は、掃除機を購入する上でもっとも外せないポイントです。どのくらい吸い込みがあるのかは数字として、各社がスペック表に載せています。
スペック表を見たときに、吸込仕事率という欄を見てみましょう。この欄に書かれている数字こそ、どのくらい吸い込むのかを表しています。
例えばダイソンのV8シリーズは、強モードで115Wという数値。マキタの吸引力が高いと言われるCL282FDだと、強モードでも60Wしかありません。
単純にこの数値だけでも、ダイソンのほうが倍近くゴミを吸い込む…といった見方ができそうです。
さらにダイソンはV8シリーズ以降、吸込仕事率を公開していません。現行モデルではさらに吸引力が高まっていると推察されますので、差はかなり大きいでしょう。
単純にスティッククリーナーのスペックとしては、マキタはそこまで高いほうじゃないといえます。
ただし掃除機は単純な吸い込みだけではなく、ヘッドの違いも着目しなくてはなりません。
ダイソンはヘッドにモーターを搭載し、回転ブラシでゴミをかき取る方式を採用しています。この方式により、単純な吸引力以上にゴミを吸い取る力が強いです。
対してマキタはノーマルヘッドを採用。どうしても純粋な吸い込み力に頼るため、比較するとやはりゴミの吸い込みは劣ってしまうでしょう。
集じん方式
集じん方式は、ゴミをどのように集めるか?といったものです。よくサイクロン式や、紙パック式といったものがあるでしょう。
ダイソンはサイクロン式を採用しており、遠心力を利用したゴミの分離がなされています。
紙パックがいらず、ごみ捨ても非常にかんたん。さらに0.3ミクロンのゴミをほぼカットするため、排気がキレイなのも見逃せないポイントです。
掃除機は排気が汚いと、逆に部屋の空気を汚してしまいます。紙パックが目詰まりすることもなく、吸引力が常に保たれる方式です。
対してマキタは紙パック式とカプセル式を採用。この方式はコストが抑えられる一方で、どちらも手間が一定以上かかります。
例えば紙パック式の場合、使っていると紙パックが目詰りしてゴミを吸わなくなるでしょう。捨てる際はワンタッチでいいものの、紙パックを消費し続けます。
カプセル式はサイクロン式と似て手軽ですが、フィルターの水洗いが必要なので手間が大きいです。
また紙パック式・カプセル式ともに、仕組み上ミクロのゴミを回収できないでしょう。アレルギーの心配を抱える場合、掃除後に症状が出る可能性もあります。
コストはかからないものの、やはりサイクロン方式を採用していない点では劣っている状態です。
バッテリーの充電方法
バッテリーの充電方法は、持ち運びできるスティッククリーナーの宿命とも呼べる手間です。
この手間をどう解消するかで、日々の掃除がラクになるか決まります。
ダイソンの場合、壁掛け式や専用スタンドがそのまま充電器になるもの。つまり掃除が終わって収納したら、そのまま次に使うまで充電しておけるのです。
充電という手間を省き、収納と一体化することで手間をなくしています。使っているユーザーは充電しなくちゃいけない、という意識を極限まで減らせるでしょう。
対してマキタの場合は、バッテリーを外して個別に充電器へ差さなければなりません。
意識的に充電をしなくてはならないため、この点を不便だと感じる方も多いです。とくに付属のバッテリーだと容量も小さく、充電の手間が増えます。
その場合に面倒くささを感じ、徐々に使わなくなる…といった事態も考えられるでしょう。
ただし充電時間はマキタのほうが早く、1時間もかかりません。ダイソンのほうが3.5~5時間ほどかかってしまいます。
利用シーンによって、ダイソンは不便に感じてしまう場面があるかもしれません。
一般用途ではマキタのほうが劣っている、といえるでしょう。
マキタの掃除機が人気な理由
実際にマキタの掃除機を購入した方で、「次に買うのはまたマキタ!」「誰かにおすすめするならマキタ」と太鼓判を押している方も非常に多いです。
ではどういった点から人気なのでしょうか。人気と言われるポイントは下記の3つです。
- 吸引力がある
- 軽くて扱いやすい
- 性能の割に安い
良かった点についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
吸引力がある
マキタの掃除機で意外と分かれるレビューとして、「吸引力がない」「吸引力がある」といった内容があります。
とくにこの吸引力は掃除を行う場所で意見が分かれるようで、カーペット類の細かいゴミを吸い取るのは苦手な傾向です。
使っていて満足している方は、フローリングがツルツルになったという意見が見られました。
マキタはシンプルなノーマルヘッドを採用しており、フローリングのような平たい場所で強い吸引力を発揮します。
逆にカーペットのような空気が抜ける場所では、うまくノーマルヘッドの実力を発揮できないでしょう。(そういった場所はモーターヘッドがおすすめ)
そのためフローリングやガレージのような場所なら、吸引力があると非常に高評価です。
適した場所なら満足するほどの吸引力を見せるので、購入した方の満足度も高くなります。
軽くて扱いやすい
マキタのスティッククリーナーは、機種によって0.8kgから1.5kgといった作りになっています。
例えばダイソンの場合、機種によっては3kg近くなるものも。倍ほどの重さがあるため、扱いにくさを感じる方も多いでしょう。
その点マキタはシンプルな構造と、重くならない小型でスリムな掃除機づくりをコンセプトとしています。
サイズも小さめで、長さが91~102cmです。ダイソンの場合は109~102cmとなっており、小柄な女性だと重さも相まって扱いづらくなるでしょう。
とくに軽くて扱いやすいスティッククリーナーを求めている方は、ダイソンよりもマキタ製品を選ぶ傾向があります。
初めてマキタのスティッククリーナーを持った際、その軽さに驚いた!という声が多数見受けられました。
性能の割に安い
マキタの掃除機は、吸引力がズバ抜けているわけではありません。
どうしても吸込仕事率でダイソンに負けてしまい、ノーマルヘッドなのでカーペット類には適さないでしょう。
しかしコストパフォーマンスで見ると、その見方は一気に変わります。ダイソンほど吸引力はいらないけど、手軽な掃除機がほしいユーザーに最適なのです。
例えばダイソンの場合、セール時でも4万円前後で販売。最新機種は10万円というなかなかの価格になっているでしょう。
マキタのクリーナーは最廉価グレードで1万円、高くても4万円です。非常にお買い得な価格で、掃除場所が適していれば期待以上の高価を発揮してくれます。
マキタとしても使える想定を狭め、ポイントを抑えているからこそコストパフォーマンスの高い製品づくりが行えているのでしょう。
またマキタは元々、電動工具や工業分野に強いノウハウを持つメーカーです。
高性能なモーターを搭載し、生産効率の工場でその品質と価格を極限まで追求しています。
さらに小型で軽く、扱いやすいのも期待値を上回る要因。思ったよりも安くて吸うし、軽くて扱いやすいといった印象になっているようです。
マキタの掃除機が向いている人と向いていない人の特徴
マキタの掃除機を購入検討している方は、ぜひ向いている人と向いていない人を押さえておくと良いでしょう。
実際に利用した方も口コミでは意見が分かれていて、全然ゴミを吸わない・吸うといった内容も見られるほどです。
この項目ではマキタの掃除機をオススメしたい人、他社の掃除機をオススメしたい人でポイントをまとめました。
マキタの掃除機をオススメしたい人
マキタの掃除機をオススメしたい人は、下記の5つに当てはまる方です。
- 吸引力は高くなくて十分
- 扱いやすい小型・軽量の掃除機がほしい
- 予算を抑えたい
- マキタの電動工具を持っている人
- 掃除箇所がフローリングやコンクリート
マキタの掃除機は、吸引力が低く設定されています。もちろん低いとは言っても、フローリングを掃除するには十分な吸込仕事率です。
とにかく掃除機は吸い込み力だ!と思う方は、マキタ製品を買うと損してしまう可能性があるでしょう。
サクッと掃除するのに使いたい、手軽な掃除機を欲している方はマキタの吸引力で十分です。
また同じく手軽な掃除を目指すなら、扱いやすい小型・軽量の掃除機が良いかもしれません。その点でマキタの掃除機は、軽量かつシンプルなつくりになっています。
使いたいときにすぐ取り出して、負担なく掃除ができるのは大きなメリットです。
構造がシンプルなので、予算を抑えることも可能。予算の目安としては4万円以下か、4万円以上かというポイントです。
4万円以内なら、マキタの掃除機はラインナップを幅広く選べるでしょう。
マキタなら電動工具を持っている方ですと、バッテリーを共有できるメリットもあります。すでにマキタ製品をお持ちなら、ぜひ活用してみてください。
吸引力が高くないとお伝えしたものの、フローリングやコンクリートのような平らな地面なら十分な吸引力です。
逆にカーペットや起毛だと、ノーマルヘッドでは真空状態が保ちにくいので吸いが悪くなります。
掃除箇所がフローリングかカーペットかで、マキタの掃除機を選ぶポイントにしても良いかもしれません。
他社の掃除機の購入をオススメしたい人
他社(ダイソン)の掃除機をオススメしたい人は、下記の特徴に当てはまる人です。
- とにかく吸引力を求めたい
- 重くても掃除力を優先したい
- 予算が4万円以上出せる
- 充電と充電の手間を減らしたい
ダイソンとマキタを比べると、一番高い吸込仕事率でも2倍近くの差があります。間違いなく吸込仕事率はダイソンのほうがあり、ヘッドも高性能です。
とくにダイソンは回転ブラシが搭載されたモーターヘッドなので、カーペット類もゴミを巻き取る実力が特徴的。
もちろん重さはあるものの、掃除力においては間違いなくマキタ以上の実力を発揮してくれるでしょう。
気軽な掃除ではなく、本格的な掃除なら迷わずダイソン製です。
ただし価格が倍以上する機種もあるため、ダイソン製を検討するなら予算を4万円以上で見積もらなくてはなりません。
安く抑えたいなら、掃除力は諦める必要があります。
またダイソン製の場合、専用収納ラックや壁掛け用品を使えば充電の手間が最小限。収納と同時に充電を行えるため、充電を意識する機会も減るでしょう。
まとめ
今回は「マキタの掃除機を買って後悔した。」と感じている方の意見をまとめてみました。
マキタの掃除機については、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。
ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされて見てください。
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