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ガーデンシュレッダーが使えないと言われている理由や導入するメリット・デメリットを解説します

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ガーデニングが趣味の方やDIYをされている方の中で、ガーデンシュレッダーの導入を検討している方は意外といらっしゃいます。

そして、これから購入を検討している方の中で最も多くの方が気になっていることが、ガーデンシュレッダー導入時のデメリットやネガティブな意見だと思います。

ということで今回は、ガーデンシュレッダーが使えない派の意見や理由についてまとめてみました。

この記事を読むことで、ガーデンシュレッダーを導入するメリットやデメリットについて理解できますので、ぜひ最後まで読んで参考にされてみてください。

ガーデンシュレッダーが使えない派の意見や理由について

ガーデンシュレッダーは枝や葉以外にも、石や食物も細かく砕ける機械で、用途は様々。

たとえば、処理された枝はチップ状(ウッドチップ)となり、堆肥として再利用できるなど、敷地面積が広いお庭などをお持ちの場合に多くの恩恵を受けられます。

一方で、購入を後悔している方もいますので、きちんとメリットやデメリットを把握していないと購入を後悔する場合も。

ということでこの章では、「ガーデンシュレッダーが使えない」「買って後悔した」と感じている方の意見についてまとめてみました。

動作音がうるさい・価格が高い

もっとも多かった意見として、「動作音の大きさ」と「導入費用の高さ」が挙げられていました。

とくにエンジン式の場合はパワーがある反面、静音性に欠けますので、使用する場所などに制限が付きます。

とくにご自宅用として購入した場合は、パワーがあるエンジン式の良さに魅力を感じて購入したものの、意外と使えるシーンが限られているため、気軽に使えないもどかしさなどに不満を感じている方多くいました。

導入費用が高い

次に多かった意見としては、「導入価格が高い」という意見が多く挙げられていました。

ガーデンシュレッダーもDIY用途からプロ用途まで、幅広いニーズに合った製品が販売されています。

主に動力源と粉砕方式の種類によって価格が異なり、基本的には安いものほど性能が悪く、高いものほど性能が上がります。

カッター式で安過ぎるのも考えものですが、ギア式になると数万円はくだらないので、決して安い買い物とはいえないでしょう。

高いガーデンシュレッダーの代用として「押切」を使う人もいます。押切は、主に野菜の茎や花の茎をまとめてカットするために使われますが、剪定後の枝の処理やゴミを小さくする用途でも使えます。

重くて移動するには労力がいる

ガーデンシュレッダーの中には重さが30㎏近くあるものあり、移動が大変だという声も多いです。

取っ手やキャスターがついていても広範囲の移動には苦労している人が多く、特に段差を超える際にはかなりの力が必要だと感じています。

足腰が丈夫な人でないと、機械の収納やセッティングも難しいと感じている人もいるぐらいです。

ガーデンシュレッダーの中には15kg未満の製品もあるなど、比較的軽くて扱いやすいものもあります。もちろん重さ以外のスペックも考慮する必要はありますが、作業時間が長く広範囲に移動する機会が多い場合は、購入を検討してみてもよいでしょう。

詰まり・嚙み込みが多い

詰まり・嚙み込みが多く、使い勝手を疑問視する利用者もいます。

【口コミ】
とても良い製品ですが、め詰まりが多く都度、止めメンテナンスが必要です。

改善提案
1)挿入口がもう少し横に長い方が好ましい(枝葉が付いているものが挿入しにくい)
2)刃の位置が端に寄っている為、枝の挿入が直感と合わない(刃の位置は挿入口の中央にくるように設計できないものか?

出典 : 楽天市場 カスタマーレビュー

このように、口コミの中で改善提案するほど悩んでいる人もいます。

また、太い枝が嚙み込んでしまう場合も多く、嚙み込みをとるには長いネジを回す必要があり、直すのに時間をかかると悩んでいる人もいました。

ガーデンシュレッダーを導入して良かった派の意見や理由

続いて、ガーディアンシュレッダーを導入して良かった「使える派の意見」をみていきましょう。

剪定後の処理が楽・ウッドチップを有効活用できる

ずっと剪定後に出る枝木の処理は手とハサミで細かくしていた人も、思い切ってガーデンシュレッダーをしたら劇的に楽になったという声は多いです。

スムーズに粉々にしてくれるうえに、処理後にできるウッドチップも堆肥として再利用できる理由から、重宝している人が多くいました。

作業効率が大幅に向上した

普段は手作業で枝を切った後に袋詰めして2~3日かかっていた方が、たった3時間弱で作業を完了できたという口コミもありました。

ガーディアンシュレッダーを使えば、枝をスムーズに粉砕できるだけではなく、袋詰めもゴミ出しも楽になります。確かに出費は痛いと感じている人も一定数いますが、時間と労力を大幅に削減できる理由から、最終的には投資して良かったと感じている人が多数派の印象です。

ガーディアンシュレッダーの回転刃は熱処理され鋭利に作られているため、太い生木や針葉樹の葉なども問題なく切断できます。家庭で使用するには申し分ないといえるでしょう。

初心者でも容易に使える

1度しか使用していないなど商品に対する習熟度が少ないにも関わらず、問題なく使用できたという類の声も多くありました。

想像以上にパワーがありスピーディに作業を進められるのに加え、組み立ても簡単で、粉砕後の後処理も楽だという評判も多いです。

初心者は使い勝手が分からないため作業に時間がかかってしまうのは当然ですが、使用前の組み立てや後片付けの段階で手間取ってしまう場合もあります。

その点、スムーズに扱えるガーデンシュレッダーは、初心者が最初につまずきやすいポイントを最大限解消しているアイテムといえるでしょう。

【口コミ】

庭木剪定の後に大量の枝葉が出るのですが、これを片付けるのが楽になりました。
従来は枝から小枝や葉を取って袋に詰め、太めの枝は切って束ねていました。袋が破けないように、また袋の嵩が減るように小枝の分岐をバラバラにしていたので、剪定枝の片付けに半日かけていました。
それが本機を使うと、枝を機械に入れるだけで袋に入れられる状態になるので、劇的に時間短縮できました。

片付けの時間を大幅に短縮できたという評判もありますね。

ガーデンシュレッダーの導入メリットとデメリット

ガーデンシュレッダーを「使える派」と「使えない派」の代表的な意見をみてきました。
ここでは、ガーデンシュレッダーの導入メリット・デメリットをまとめていきます。

メリット

ゴミの出しの負担が減る

剪定した後の枝は大きなゴミになり、処分する際にかさばってしまい袋が破けてしまう場合もあります。枝の量によっては、処分費用が発生してしまい何かと負担が増えるところが大変です。

処分費用を浮かせるために、大量の長い枝を手で1本1本折り込みのも骨の折れる作業でしょう。

その点、剪定した枝をガーデンシュレッダーで処理すれば、ウッドチップになり木からの水分蒸発が早くなります。嵩(かさ)が減りゴミが軽くなれば、袋が破れる心配もなくなり、ゴミ袋の量も減らせるためゴミ捨ての負担を減らせるでしょう。

ゴミ出しのルールは自治体によっても異なりますが、基本的に剪定して間もない長い枝をそのまま可燃ゴミとしては処分できません。一般的には、一定のサイズまで細かくしてから、束にしてゴミ出しをするようにルールを定めているでしょう。

ガーデンシュレッダーを使えば枝を短時間で細かい状態にでき、ほとんど場合は可燃ゴミとして処分できるので、ゴミ出しの手間・時間を最大限減らせる利点があります。

粉砕した枝をリサイクルできる

ガーデンシュレッダーの処理後にできるウッドチップは、ゴミとして処分するだけではなく、マルチングや堆肥の材料として再利用できるのもメリットの一つです。

マルチングは雑草や害虫の発生、乾燥などを防ぐために、主に植物の株元をビニールや自然素材で覆うことを指します。

ウッドチップは堆肥の材料としても優れており、再利用することで土の環境改善にもつなげられます。

ゴミとして処分するウッドチップを有効活用し、マルチングや堆肥の費用削減につなげられるのは、園芸やガーデニングを趣味にする人にとって魅力的に感じるポイントでしょう。

ゴミを減らせるだけではなく、植物や野菜など育てる際にも役立つ、二重のメリットがあるアイテムといえます。

ウッドチップにより消臭や防虫の効果がある

ウッドチップには消臭や防虫にくわえ、殺菌や防腐など幅広い効果が認められています。ウッドチップを店舗で作ろうとすると費用がかかるので、ゴミを減らしながら無料で日常の様々なシーンに活用できるのは嬉しいポイントです。

ガーデニングやDIYをはじめ、害虫の侵入防止やペットのオシッコ臭を軽減する目的で使用する人もいます。

ガーデンシュレッダーのタイプごとのメリット

ガーデンシュレッダーのタイプごとのメリットは以下の通りです。

■ギア式

  • ディスク式と比べてメンテナンス性が高い
  • 作動音が小さい
  • 枝木を自動で巻き込む
  • 巻き込み事故が起こりづらい設計
  • 替え刃の必要がない

■カッター式

  • 短時間で効率的に粉砕できる
  • パワーがある太い枝木でも粉砕可能
  • 広範囲の作業に向き、園芸用粉砕機として活用されている
  • 粉砕後の枝を有効活用できる

■電動タイプ

  • メンテナンスが容易
  • 小型かつ軽量のため自宅での作業に向く
  • エンジンオイルが必要ない

■エンジンタイプ

  • 馬力が強く、硬い枝や太い竹も粉砕できる
  • 比較的大きく収納しづらい
  • 粉砕スピードがはやく使い勝手がよい
  • 業務用にも使われる

ガーデンシュレッダーのタイプごとのデメリット

ガーデンシュレッダーの種類によっても、デメリットは異なります。

ギア式

  • 馬力が弱く、大きく硬い素材を粉砕するには適さない
  • 大きな木材を粉砕しようとした場合は、最初に木材を細かくしなければならず手間がかかる
  • 複数回の使用が必要になる場合もある
  • 幅が比較的あるため収納スペースが必要
  • 重量がある

■ディスク式

  • 動作音が比較的大きく、使用する場所・時間帯には注意が必要
  • 使用箇所や作業内容によって刃に汚れがついたり、摩耗により切れ味が悪くなったりする場合もある
  • 刃の装着が甘いとケガをする恐れがある
  • 細目な手入れが必要

■電気式

  • コンセントがあり、持ち運びしづらい
  • 使用時に1,500W程度の電力を消費してしまう

■ガソリンエンジンタイプ

  • ガソリンタンクのメンテナンスに手間がかかる
  • ガソリンを常備する必要があり、取り扱いには注意が必要
  • 価格が高い・重い・大きい
  • 馬力が強いため、裾や袖が巻き込まれる恐れがある

中古のガーデンシュレッダーを買う際の注意点

まずは、新品を購入する際と同様に、詳細なスペックやメンテナンスのしやすさを確認しましょう。たとえ、経年劣化により完全に性能を発揮できなくても、快適に利用できるかを大まかに判断できるからです。

粉砕できる最大直径数である「最大粉砕枝径」をはじめ、「馬力・強度・耐久性」「静音性」などのスペックで、利用目的を満たせるかを判断しましょう。

メンテナンス性ついては、部品の取り外しやすさにくわえ、大手メーカーの製品かどうかも確認するとよいでしょう。

大手メーカーの製品であれば部品の取り寄せが容易なので、修理しなければならない場合もすぐに対応できます。

また「前所有者のメンテナンス不足」「電源の問題」主にこの2点が原因となり、中古のガーデンシュレッダーが正常に動かない場合もあります。

前所有者のメンテナンス不足について

もし前の所有者がメンテナンスを怠っていた場合、シュレッダー内部の詰まりや部品の劣化が原因で正常に動かない可能性があります。

場合によっては、部品の交換や機器の清掃が必要になるでしょう。

電源の問題について

中古販売店は完璧な状態でなくても買い取る場合もあります。
そのため、稀に電源コンセントやタップが破損している、もしくは無い状態で店頭に出していることも少なくありません。

以上が、中古のガーデンシュレッダーを買う際の主な注意点です。
中古で購入する際は、まずは自分で状態を確認し、可能であれば動作確認をさせてもらうようにしましょう。

メルカリなどのオークションサイトの場合は、出品者とコミュニケーションを密に取り、破損箇所や現状のパフォーマンスについて詳しく聞くようにしてください。

まとめ

今回は「ガーデンシュレッダーが使えない」と言われている派の意見やその理由、導入するメリット・デメリットなどを中心に解説していきました。

この他にもDIYや電動工具に関する知っておきたい知識はまだまだあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。