家電製品が安くなる時期はいつ?主要な家電製品ごとに調べてみた
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家電製品は、購入するタイミングや時期によってお得度合いが変わることは、周知の事実だと思います。
しかし、そのタイミングや時期は家電製品ごとに異なるため、とくに調べずに必要になったタイミングで購入される場合がほとんどだと思います。
ですが、算月や新製品の発売時期といったタイミングを見計らえば、同じ商品をより安く手にいれることが可能で、節約効果も高くなるケースも多いといいます。
ということで今回は、家電製品がお得に購入できる時期とその理由についてご紹介します。
これから家電製品の購入を控えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にされてみてください。
家電製品が安くなりやすい時期はいつ?
家電製品が安くなりやすい時期は、「決算月」と「新製品の発売時期」の2つのタイミングだと言われています。
まずは、その理由について解説していきます。
決算月
決算月には多くの家電量販店やメーカーで大規模なセールが実施されますが、その主な理由としては、業績を少しでも良くすることが狙いだと言われています。
■決算月の値下げで狙える効果
- 売上の向上
- 長期在庫の処分
また、同様の理由からライバル他社も同じ戦略を取ることが多く、家電量販店の多くが決算月に値下げを実施する傾向があります。
ちなみにビックカメラは総決算が2月、中間決算が8月となっており、他の競合他社と決算時期をずらすことで差別化を図っています。
こうした理由から、決算月は家電製品を買い替えるにはベストなタイミングだと言われているようです。
ですので、少しでも買い替え費用を安く抑えたい場合は、よく利用している家電量販店の決算月を調べてみるのもおすすめです。
新製品の発売時期
新製品の発売時期には、家電製品を安価に購入できる機会が生まれます。おもな理由は以下のとおりです。
- 在庫処分の必要性
- 価格の推移
- 店舗の販売戦略
新製品の発売前には、旧モデルの在庫を一掃しなくてはなりません。
そして店舗は新製品の販売スペースを確保するため、旧モデルを積極的に値下げして在庫処分を行います。
家電製品は発売時がもっとも高価で、その後は徐々に価格が下がっていく傾向にあると言えるでしょう。とくに新製品発売前は、旧製品が大幅に値下げされます。
スケジュールを見ていくと、分かりやすいかもしれません。新製品を迎え入れる前に、旧製品を完売状態にしたい店舗側の意向を想像してみてください。
そう考えると新製品発売の1~2ヶ月前から旧モデルの価格を下げ始め、発売直前には大幅な値引きを行うのが妥当です。
ただ注意点として、人気モデルは早期に在庫が品切れになります。タイミングを見計らって購入すると良いでしょう。
家電ごとの安い時期:冷蔵庫の場合
家電製品は種類によって、値下げの時期が異なるのをご存知でしょうか。
冷蔵庫やテレビ、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、掃除機、エアコンと、それぞれの家電には最適な購入時期があります。
各製品の特徴や新製品の発売サイクル、季節性を理解すればより賢くお買い物ができるでしょう。
ここではおもな家電製品ごとの、お得な購入時期についてご紹介します。
冷蔵庫を安く購入できる時期は、おもに以下の5つです。
モデルチェンジ時期(8月〜9月)
新製品が発売される直前のこの時期は、旧モデルの在庫処分により大幅な値下げが期待できます。
とくに9月はもっともお得に購入できる可能性が高いです。
決算セール時期(3月、9月)
家電量販店の決算月である、3月(総決算)と9月(中間決算)もお得に購入できる時期です。
この時期は在庫削減と売上向上のため、積極的な値下げが行われます。
ボーナス時期(6月〜7月、12月)
ボーナス時期は、消費者の購買意欲が高まりやすいです。
大きな商戦時期となりますので、家電量販店が販売促進のためにセールを実施するタイミングが増えます。
年末年始(12月〜1月)
クリスマスセールや初売りといった、多くのセールが開催される時期です。
また10〜11月に新製品が発売されたあとなので、最新モデルも比較的安く購入できます。
新生活応援時期(3月〜4月)
この時期は新入学者や新社会人向けのセールが多く、とくに一人暮らし向けの製品がお得になる傾向があります。
冷蔵庫が安くなる理由は、おもに以下の3つです。
- メーカーや販売店の在庫処分の必要性
- 売上向上の目的
- 消費者の需要の高まり
とくにモデルチェンジ時期の8〜9月は、もっともお得に購入できるチャンスとされています。
ただし夏場の買い替えを考えるなら、食材管理に注意しなくてはなりません。
人気モデルも早期に在庫切れとなる可能性もあるため、購入のタイミングを慎重に見極めましょう。
家電ごとの安い時期:テレビの場合
テレビが安くなる時期と理由について、それぞれ詳しく解説していきます。
決算セール(3月・9月)
家電量販店の決算期には、在庫処分と売上向上による大規模なセールが実施されます。
9月よりは3月の総決算時期を狙えば、より大きな値引きが期待できるでしょう。
新製品発売時期(7月〜9月)
モデルチェンジシーズンには、旧モデルの在庫処分を踏まえた大幅な値引きが行われます。
とくに新機種の発売直前は狙い目です。売り場スペース確保のために、旧モデルが大きく値下げされます。
ボーナス時期(6月・12月)
消費者の購買意欲が高まるこの時期は、家電量販店が販売促進を狙って積極的なセールを実施します。
狙い目は7月です。新製品発売時期と重なるため、より大きな値引きが期待できます。
年末年始(12月〜1月)
クリスマスセールや初売りは、どこも多くのセール機会があります。
また在庫処分や新年特別価格による値引きも実施されるため、テレビも非常にお買い得となるでしょう。
世界的スポーツイベント開催前
とくにテレビの需要が高まる時期として、世界的なスポーツイベント開催前が挙げられます。(オリンピックやワールドカップ)
大型スポーツイベント開催前は、各メーカーが新モデルを投入する傾向です。すると旧モデルの値下げが行われます。
※新製品は高くなりますので、旧モデルを狙うようにしてください。
なお近年は液晶テレビの技術革新により、Mini LEDや量子ドット技術といった最新技術が搭載されるようになりました。
有機ELテレビとの画質差も縮まってきています。どのテレビを選んでも、十分な画質を確保できるようになってきた状態です。
とはいえ購入時期を見極めれば、高性能なテレビもよりお得に入手できます。
家電ごとの安い時期:洗濯機の場合
今では生活の必需品となった、洗濯機が安くなる時期を見ていきましょう。
縦型洗濯機とドラム式洗濯機で、最適な購入時期が異なります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
縦型洗濯機の安い時期
4月~5月がもっともお得な時期です。この時期は6月に新製品が発売されるため、旧モデルの在庫処分が行われます。
ドラム式洗濯機の安い時期
ドラム式は8月~9月が狙い目です。10月~11月に新製品が発売されるため、この時期に旧モデルの大幅値下げが行われます。
新旧モデルの価格差は、10万円以上になることも。ぜひこのタイミングは逃したくないところですね。
その他の安い時期
ほかの家電製品と共通しますが、その他の安い時期も見ていきましょう。
- 決算セール時期:3月(総決算)と9月(中間決算)
- ボーナス時期:6月と12月
- 年末年始:12月~1月上旬
なお近年は、パナソニックや日立が「指定価格制度」を導入し始めています。一部の高級モデルは値引きが制限される傾向です。
購入を検討する際は、この点にも注意したほうが良いでしょう。
家電ごとの安い時期:電子レンジの場合
電子レンジが安くなる時期をご紹介します。おもな値下げ時期は次のとおりです。
決算セール(3月・9月)
家電量販店の決算期には、在庫処分と売上向上を目的とした大規模なセールが実施される傾向です。
3月の総決算時期は9月と比較し、より大きな値引きが期待できます。
ボーナス時期(6月・12月)
ボーナス時期は、消費者の購買意欲が高まる傾向にあります。この時期に合わせて、家電量販店が積極的なセールを実施するでしょう。
とくに12月は年末商戦と重なるため、お得な価格で購入できる可能性が高くなります。
年末年始(12月〜1月)
年末年始はもっともお得に購入できる時期の一つです。クリスマスセールや初売りと、多くのセール機会があります。
新生活応援時期(2月〜4月)
新入学や新社会人向けのセールが実施される時期なので、一人暮らし向けの製品がとくにお得です。
また電子レンジの場合、新製品の発売から3〜4ヶ月後も在庫処分品として安く購入できる機会があります。
在庫限りの商品が多いため、狙っている商品がある場合は早めの購入がおすすめです。
家電ごとの安い時期:炊飯器の場合
炊飯器が安くなる時期は、どんなタイミングでしょうか。詳しく見ていきましょう。
新製品発売後の値下げ時期(9月~10月)
炊飯器の新製品はおもに、6月~7月に発売されます。発売から3~4ヶ月後の9月~10月ころに、大幅な値下げが行われる流れです。
定期的なセール時期
ほかの家電製品と同じセール時期も、主力の炊飯器は安くなる傾向です。
- 決算セール:3月(総決算)と9月(中間決算)
- ボーナス時期:6月と12月
- 年末年始:12月~1月上旬
狙っている商品があれば、この時期を狙ってみても良いかもしれません。
型落ち品の値下げ時期(7月~8月)
新製品発売前の7月~8月は、前年モデルの在庫処分が行われます。
炊飯器は1年前の型落ち品でも、基本性能は大きく変わりません。特別な機能にこだわりがなければお買い得です。
家電ごとの安い時期:掃除機の場合
掃除機が安くなる時期を見ていきましょう。次のとおりです。
モデルチェンジ時期(8月~9月)
掃除機の新製品はおもに、8月~9月に発売されます。この時期は新旧モデルの入れ替えのため、旧モデルが大幅に値下げされるでしょう。
決算セール(3月・9月)
家電量販店の決算期には、在庫処分と売上向上を狙った大規模なセールが実施されます。
とくに3月の総決算時期なら、より大きな値引きが期待できるはずです。
ボーナス時期(6月・12月)
消費者の購買意欲が高まりやすいボーナス時期には、家電量販店が積極的なセールを実施します。
セール対象品は現品限りの場合が多いため、早めの購入を。
年末年始(12月~1月上旬)
クリスマスセールや初売りは、たくさんセールが開催されます。とくに12月はボーナス時期と重なるため、値引きを狙うならこの時期がおすすめです。
新生活応援時期(3月~4月)
新入学や新社会人向けのセールが実施されるタイミングも、一人暮らし向けの製品がお得になります。
型落ち品を購入する場合でも、1年程度の違いであれば性能面で大きな差はありません。新品なので保証もしっかりしています。
またもっとも狙い目なのは9月で、決算セールと新製品発売が重なるタイミングです。合うならこの時期を狙いましょう。
家電ごとの安い時期:エアコンの場合
エアコンは金額が大きい上に生活環境と直結しやすいので、よりタイミングを狙いたい製品です。お得な時期について見ていきましょう。
夏後半(8月~9月)
夏の需要期が過ぎ、在庫処分のために大幅な値下げが行われる時期です。とくに9月は中間決算セールと重なり、より安価で購入できます。
冬前(10月~11月)
上位機種の新モデルが発売される時期で、旧モデルが大幅値下げされます。高機能なエアコンを狙うなら、この時期がおすすめです。
春前(2月~3月)
標準機種の新モデル発売前で、以下の理由により大きな値引きが期待できます。
- 総決算セール
- 新生活応援セール
- 旧モデルの在庫処分
この時期もセールをうまく活用すれば、さらにお得な購入が可能です。
その他の値下げ時期
値下げ時期はどの家電製品も並ぶことが多いので、以下の時期も動向を見てみると良いでしょう。
- ボーナス時期:6月と12月
- 年末年始:クリスマスセールや初売り
家電製品の値引きに関する豆知識
家電製品を購入する際、「いつ買い替えるべきか」という悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
製品の寿命や故障のサイン、そして値下げ時期を知れば、より賢い買い物ができます。
ここでは家電製品の適切な買い替え時期や、お得に購入するためのポイントについてまとめました。
家電の値引きが多くなりやすい時期は何月?
家電の値引きが多くなりやすい月は、基本的に3の倍数だと言われています。
3月(本決算期)
多くの家電量販店やメーカーの本決算期に当たるのが3月です。
売上向上と在庫処分の必要性から、大規模なセールが実施されます。また引っ越しシーズンと重なるため、値引き交渉もしやすい時期と言えるでしょう。
6月(ボーナス時期)
夏のボーナス支給時期に合わせて、家電量販店各社が特別セールやキャンペーンを実施します。
消費者の購買意欲が高まる時期でもあり、高額商品も値引きされやすいです。
9月(中間決算期)
9月は多くの企業が迎える中間決算期であり、夏物商品の在庫処分と新製品発売前の旧モデル処分が重なります。
とくに冷蔵庫やエアコンといった、季節商品が大幅値下げされやすい時期です。
12月(年末商戦)
冬のボーナス支給時期に加え、年末年始セールが開催されます。
クリスマスや年末年始のイベントが多く、新製品も含めた幅広い商品で値引きが実施される傾向です。
値引き交渉のポイント
とくに決算期は、店舗が売上目標達成のために価格競争を行います。消費者にとってはとても有利な状況が生まれるでしょう。
また展示品や在庫限りの商品は、さらなる値引き交渉が可能な場合も。品質に問題がなければ、こういった商品を狙うのもアリです。
主要な家電量販店の決算セール時期はいつから?
主要な家電量販店の決算セール時期について見ていきましょう。詳しくは下記の表にまとめました。
|
中間決算セール |
総決算セール |
ヨドバシカメラ |
9月上旬~9月下旬 |
2月中旬~3月下旬 |
ヤマダ電機 |
7月末~10月上旬 |
1月下旬~3月下旬 |
ビックカメラ/コジマ |
1月中旬~2月末 |
7月下旬~8月末 |
エディオン |
9月上旬~9月下旬 |
2月中旬~3月下旬 |
ジョーシン |
9月上旬~9月下旬 |
2月中旬~3月下旬 |
ケーズデンキ |
9月上旬~9月下旬 |
2月中旬~3月下旬 |
ノジマ電機 |
9月前後 |
3月前後 |
なお決算セールは近年早まる傾向です。大型家電の場合は(配送日の関係で)決算月をまたぐのを避けるため、セールが早めに終了する可能性があります。
目当ての商品がある場合は、セール開始時期を事前にチェックしましょう。迷わずできるだけ早めに購入検討するのがおすすめです。
価格が下がりにくい時期について
価格が下がりにくい時期を狙ってしまうと、知らず知らずのうちに損をしてしまう可能性があります。
いくつか価格が下がりにくい時期を紹介しますので、参考にしてみてください。
家電製品は以下の時期だと価格が下がりにくく、むしろ高値で推移する傾向にあります。
年末年始・ボーナス時期
この時期は消費者の購買意欲が高まり、財布の紐が緩みがちです。
売り手側も値引きをせずに購入が見込めるため、価格を下げる必要性は低くなります。
季節商品のピーク時期
季節商品のピーク時期は、価格が下がりにくいタイミングです。
- エアコン:夏場の需要期
- テレビ:オリンピックのような大型スポーツイベント前
ただし新製品が投入されるタイミングでもあるので、旧製品は安くなる傾向です。狙うなら旧製品が良いでしょう。
電気製品の買い替え時期やタイミング
電気製品の買い替え時期やタイミングを考える際は、製品の寿命や故障のサイン、そしてお得に購入できる時期を総合的に判断すると良いでしょう。
まず製品寿命の目安を以下にご紹介します。
- 冷蔵庫:約13年
- 洗濯機:約10年
- エアコン:約13.6年
- テレビ:約10.7年
上記が平均使用年数とされています。しかし、実際の買い替え時期は使用状況や製品の状態によって大きく異なります。
故障のサインとしては、異音や異常な振動、焦げ臭い匂い、性能の著しい低下が挙げられます。こういった症状が現れたら、安全面を考慮して買い替えを検討する必要があります。
そして、お得に買い替えるベストなタイミングは決算セール時期が挙げられます。
多くの家電量販店で3月の本決算セールと、9月の中間決算セールが大規模に実施されているはずです。
また新製品発売前の旧モデル処分時期も、狙い目となります。例えばテレビは4~7月、冷蔵庫は8~9月、エアコンは10~2月が値下げされやすい時期です。
ただし人気モデルは早期に在庫切れとなる可能性があるため、目当ての商品がある場合は早めの購入を検討してください。
※修理部品の保有期間は製品によって異なるので、こちらも購入時に確認するのがおすすめです。
最後に省エネ性能の高い新製品へ買い替えれば、長期的には電気代の節約につながる可能性があることも考慮に入れると良いでしょう。
まとめ
今回は、家電製品がお得に購入できる時期とその理由についてご紹介しました。
この他にも家電製品の選び方や知っておくと得する情報は、まだまだあります。
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