ダイアモンドカッターとは？用途について解説していきます

ダイアモンドカッターは名前にダイアモンドがつく通り、最強硬度を誇るダイアモンドを使用した切断器具です。

カッターなので切断が目的となっていて、石材やコンクリートに対してよく使われています。

ではこのダイアモンドカッターとは一体どんな工具なのでしょうか。

ということで今回は、ダイアモンドカッターについての知識について解説していきます。

これからダイアモンドカッターの購入を控えている方は、ぜひ参考にされてみてください。

ダイアモンドカッターとは

ダイアモンドカッターは石材やコンクリートといった、硬い素材を切断するための特殊な切断ディスクです。

カッターにダイアモンド粒子が固着されており、その高い硬度と耐摩耗性から優れた切断能力を持っています。

このディスクはさまざまな電動工具に取り付けて使用され、素材の種類や厚みによって適切な製品を選ばなくてはなりません。

またダイアモンドカッターは一般的に石材の切断で使用されますが、特殊なタイプでは金属切断にも対応しています。

その使用感は、外周部分のカッター形状によって異なるのが特徴です。

たくさんの組み合わせがあるので、この点はカッター選びで困るポイントかもしれません。

ダイアモンドカッターは高い切断能力を持つが故に、作業時に摩擦熱が発生しやすいです。金属切断には適していない場合もある点に注意しましょう。

それぞれの刃や形状、厚みといった要素を押さえ、適切なカッター選びが重要です。

ダイアモンドカッターの用途

ダイアモンドカッターは硬い素材を切断、溝付け、研磨するための道具です。

砥粒にはダイアモンドが埋め込まれており、石材やコンクリートといった硬い素材を細かく削れます。

高い硬度によって耐摩耗性と切断力を維持。一般的な鉄素材を使用した刃と比較しても、優れた切断能力を持ちます。

ダイアモンドカッターは一般的に下記の機械で使用されることが多いです。

• ディスクグラインダー
• エンジンカッター
• アスファルトカッター
• コンクリートカッター

ただし金属の切断には、特殊タイプを除いて適していません。

一般的なダイアモンドカッターは石材やコンクリートのような、硬い素材を処理するために用いられます。

その硬さと切断能力によって、石材やコンクリート素材を効率的に切削可能です。ほかにも切断の対象物や材質により、複数種類のダイアモンドカッターが用意されています。

チップ部分が摩耗して消耗した場合は基盤部分まで消耗するため、交換が必要です。今日までダイアモンドカッターは、工事現場や石材加工工場、建設現場で広く使用されてきました。

硬い素材の切断や加工に優れた性能を発揮するカッターとして、多くの方から愛用されているほどです。

その耐久性と切断力から、建築や製造関連の産業で重要な役割を果たしています。

ダイアモンドカッターはどんな工具で使える？

ダイアモンドカッターは、様々な工具で使用されます。その外径サイズによって、適合する工具が異なる点に注意が必要です。

ディスクグラインダー

外径が105mmから180mm程度のダイアモンドカッターが使用されます。コンクリートや石材の切断によく使用されるものです。

カッター（丸のこ型）

外径が80mmから205mm程度のダイアモンドカッターが適合しています。おもに細かい作業や、石材の切断に最適です。

電動カッター

外径が230mmから305mm程度の、比較的大きいダイアモンドカッターが使用されます。大きな切断作業や建設現場で使われることが多いでしょう。

エンジンカッター

外径が250mmから355mm程度のダイアモンドカッターが適合。主に建設現場で使われる、大型の切断作業に用いられます。

道路カッター

外径が250mmから455mm程度の、かなり大きいサイズのダイアモンドカッターが使用されます。

舗装やアスファルトの道路切断で、見かけることが多いでしょう。超大型タイプも存在し、外径が558mmから762mm（22～30インチ）のものもあります。

使用される工具は、ダイアモンドカッターの外径に合わせて選ばなくてはなりません。

適合サイズ以外は取り付けが困難なので、おおよそ上記の範囲を押さえておけば間違いないでしょう。

詳細は購入時の取扱説明書をよく確認し、適合サイズを購入してください。

まとめ

今回は、ダイアモンドカッターにまつわる基礎知識について解説してきました。

工具にまつわる知識は、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

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