布に使える接着剤ってどんなものがある?布用接着剤の注意点について解説します
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布をくっつける方法としては裁縫が一般的ですが、場合によっては「接着剤」を使用したいと考えることもあると思います。
布に使える接着剤はいくつか種類が存在しますが、場合によっては布への接着には不向きなこともあります。
また、布への接着に接着剤を使用する場合は、安全性の観点から接着剤の種類をいつも以上に気をつける必要もあります。
ということで今回は、布に使える接着剤について解説していきたいと思います。
これから布を接着剤でくっつけたいと考えている方は、ぜひ参考にされてみてください。
布に使える接着剤について
接着剤の中には布にも使用できる接着剤が存在します。
■布に使える代表的な接着剤
- 木工用ボンド
- グルーガン(ホットボンド)
- 布用ボンド(布用接着剤)
布の接着に使用できる代表的な接着剤は上記の「木工用ボンド」「グルーガン(ホットボンド)」「布用ボンド(布用接着剤)」が挙げられます。
もちろん、すべての布の接着が可能か?と言われると、製品によっても対応可能な素材が異なりますので、最終的には製品説明欄を確認する必要がありますが、上記の接着剤でくっつけることが可能だと言われています。
一般的にはシルクやサテン、ポリエステルなど接着には注意が必要だと言われていますので、とくにこれらの素材をくっつけたい場合は注意が必要です。
布用接着剤で接着した後は洗濯できる?
布用接着剤で接着させたい布製品の中には手芸用としてではなく、日用使いする布製品への接着を考えている方もいらっしゃると思います。
その際に気になる点としては、「接着後に洗濯することができるのか?」という疑問です。
基本的には製品によって異なりますので、洗濯することを考慮して接着剤を選んでいく必要があります。そのため、選択肢としては木工用ボンドやグルーガン(ホットボンド)は外れ、布用接着剤(布用ボンド)の中から洗濯が可能な接着剤を選んでいくことになります。
ただしここで注意点ですが、布用接着剤の中には洗濯不可の製品が存在しますので、製品購入前にはその点を十分注意して購入する必要があります。
また、布用接着剤の中にはドライクリーニングにも対応している製品なども存在していますので、そちらもオススメです。
アロンアルファは布の接着に使用できる?
ここまで読んだ方の中には「瞬間接着剤って布の接着には使用できないの?」と疑問に感じた方がいらっしゃるかと思います。
結論からいうとアロンアルファの場合は、布への接着はできません。
くっつけてはいけないものは?
口に入るものや布などには使用しないでください。
人体に関わる場所については安全性の確認ができていません。入れ歯や差し歯、食器などには使用しないでください。
また、布への使用はお控えください。大量にしみこんだときは、急激な発熱でやけどする場合があります。
このようにアロンアルファの場合は、布への接着は使用不可とされています。
その理由としては、接着させた際に急激に化学反応が起こる場合があるようで、その際に思わぬ怪我や事故につながってしまうことがあるからだと説明されています。
とくに「綿やポリエステル、アセテート系の衣類」に付着した場合は、急激な化学反応が起こりやすいと注意喚起されていますので、この点には注意が必要です。
ちなみに、アロンアルファの場合は布への接着は不向きでしたが、製品によっては布用の瞬間接着剤も販売されています。
どうしてもすぐに接着させたい場合は、布用の瞬間接着剤を探してみるのも良いかもしれません。
ですが、その際は「シアノアクリレート」という成分が含まれていないか確認することをオススメします。
一般的な瞬間接着剤の多くは、この「シアノアクリレート」という成分が含まれていますので、この成分が含まれている接着剤は布への接着に不向きな場合があります。
まとめ
今回は、「布に使える接着剤ってどんなものがある?」「布用接着剤を使用する場合の注意点は?」などを中心に解説してきました。
布への接着方法はいくつかありますが、用途によっては不向きだったり、製品によっては接着後の洗濯が出来ない場合も存在します。
また、安全性の観点からアロンアルファを布への接着に使用することは避けるべきともお伝えしました。
そういった注意点をしっかりと把握した上で、布用接着剤を選ぶことで失敗するリスクを減らすことが可能です。製品によっては、デメリットとして挙げていた部分を解消できるものも存在しますので、布用接着剤を探す場合は、そういった観点にも目を向けてみることをオススメします。
また、もし、この他にも接着剤について気になる場合はその他の関連記事でより詳しく解説していますので、ぜひ、そちらも参考にされてみてください。
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