刈払機の種類や草刈り機との違い、おすすめメーカーの特徴などを解説します
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皆さんは雑草対策の一つとして、草刈り機や刈払機の導入を検討されていませんか?
草刈り機や刈払機は雑草対策としては非常に強力で、一台持っているだけで心強い味方になってくれます。
そんな皆さんが、いざ草刈り機や刈払機を購入しようと考えたときに気になるのが、両者の違いや特徴だと思います。
ということで今回は、草刈り機や刈払機の違いや製造メーカーの一覧や特徴などを解説していきます。
ぜひ、参考にされてみて下さい。
◇刈払機とは?草刈り機との違いについて
まずは刈払機と草刈り機の違いについて解説していきます。
刈払機(かりばらい)とは
刈払機の目的は、芝を美しく均一に刈ることを目的としています。切れ味が良く、薄く作られた芝刈刃を使用することで、雑草類を細かく刈り取っていきます。
刈払機にもいくつか種類がありますが、一般的なものはハンディタイプのものが挙げられます。
草刈り機
刈払機とは異なり、草刈り機は「雑草を素早く刈り取ること」を目的としています。平地だけではなく、様々な地形に使用することができます。
押し車のデザインが一般的で、オフロード使用のタイヤを使用したタイプは荒れた土地でも使用可能なため、専門業者の間では必須アイテムだったりします。
草刈り機と刈払機の明確な違いについて
刈払機と草刈り機の違いについてですが、実は明確な違いは定義されていません。
ですが、「刈払機は手で持つハンディタイプ、車輪が付いた押し車のタイプが草刈機」という切り分けで呼び方を変えている方が多いようです。
ここで1点だけ注意事項があります。実はメーカーによってその呼び方の違いはバラバラですので、この点だけは注意が必要です。
◇刈払機の種類について
次に刈払機の種類について解説していきます。
動力の種類:電動タイプ
電動タイプのメリットは、扱いが非常に楽な点が挙げられます。
エンジンタイプの刈払機に比べると出力されるパワーや持続時間は劣りますが、静かで軽いため、女性でも扱いやすくちょっとした広さの雑草除去におすすめです。
電動タイプの刈払機には2種類の違いがあり、AC電源を使用した有線タイプと、コードレスの無線タイプが存在します。
電源確保の煩わしさを解決したい場合は、場所を選ばずに便利に作業を進められるコードレスタイプの刈払機をオススメします。
動力の種類:エンジンタイプ
エンジンタイプの刈払機は、騒音に寛容な場所での使用や広大な刈り取り面積がある場所での作業におすすめです。
パワーや持続時間は電動タイプよりも優れており、手強い雑草除去に役立ちます。デメリットしては、エンジンを搭載していますので重量が重く、また、こまめなメンテナンスが必要になる点が挙げられます。
電動タイプの刈払機よりも繊細な工具ですので、使用後のお手入れは必須です。
刃の種類:ナイロンカッター
刈払機の刃にはいくつかの種類がありますが、その一つにナイロンカッターと呼ばれるタイプがあります。
刃は金属ではなく、ナイロンコードが使用されているタイプになります。
メリットとしては、耐久性があり、柵や石が多い場所でも使用できる点が挙げられます。一方、デメリットしては切れ味がチップソーなどの金属タイプに比べて、あまり良くないです。そのため、生い茂った草木をカットする場合には適していません。
ですが、ナイロンコードは先端が切れてしまうと切れた分補充される仕組みになっているので、メンテナンスは最小限で済み、お手入れが楽な部分は、かなり魅力的だと感じます。
刃の種類:チップソー
最も一般的な刃の種類で、基本的にはノコギリ状の刃がついた金属の円盤を先端に取り付けます。9インチタイプと10インチタイプがあり、9インチは枯れ木に使用し、10インチは草に使用します。
両刃や相刃、刃の枚数など様々な違いがあるのもチップソーの特徴で、最も適した刃を選択して作業をすることで効率が上がります。
刃の種類:金属刃
チップソーよりも大幅に刃数が少ないのが特徴の金属刃。素人目にはその違いが分かりづらいですが、刃数がチップソータイプよりも少ないので、慣れればわかりやすいです。
刃数は2~8枚の刃が主流で、刃が少ないほど広範囲を刈るのに適しています。
ですがデメリットして、硬いものに当たった時の反動が強く、雑草が生い茂っていて何があるか完全に把握できない場所には不向きといえます。
作業はチップソーの方が便利なことが多いですが、金属刃はコスパが良いとされていて、研いで再利用出来る点はメリットだと思います。
ハンドルの種類:両手ハンドル
最も一般的なハンドル形状のタイプで、両手ハンドルを持って刈り取り作業を行ないます。
肩掛けストラップを使用して腰の位置にあるハンドルを両手で扱うので、無理のない姿勢で使用できます。作業者に刃が近づきづらい操作が可能になるので、ケガのリスクが少ないタイプだと言えます。
ハンドルの種類:ループハンドル
円形状のハンドルが取り付けられているタイプで、両手ハンドルよりも操作性の自由度が高い点が特徴です。
様々な作業に使用でき、少し無理をした姿勢での使用も可能になります。一方、デメリットとしては自由度が高い反面、扱いを誤ると大怪我につながってしまう点が挙げられます。
また、腕で支える割合が増えるので、疲れもたまりやすいタイプでもあります。
ハンドルの種類:ツーグリップタイプ
さおに直接ラバーグリップが取り付けてあり、さおを握って作業するタイプのハンドル形状となります。
細かい操作が必要な作業に最適で、操作性の自由度が高いタイプです。デメリットしては、ループハンドル同様、大怪我のリスクが他のタイプよりも高い点が挙げられます。
また、ループハンドルよりも腕への負担が大きく、長時間の使用に不向きです。
ハンドルの種類:バーハンドル
背負い式刈払機に見られるハンドル形状です。グリップが左右に出ているので、その他のタイプよりも安定感がある操作性になります。デメリットしては操作性が悪く、細かい操作が必要な作業には不向きです。
◇刈払機の選び方について
次に刈払機の選び方について解説していきます。刈払機は、どういった使い方をするのか?で決めていくことで失敗するリスクを減らすことができます。
狭い場所での作業が求められる場合
狭い場所で細かい作業をする場合は、電気式の刈払機を使用しましょう。コードレスのタイプで、ループハンドルかツーグリップハンドルなどを選択すると良いでしょう。
重量が軽く、手先の作業を行いやすいので、細かい草刈りをすることが可能です。
広範囲を作業する場合
広い範囲を効率的に作業する時はエンジン式を選びましょう。両手ハンドル、バーハンドルを選べば、重量の重いエンジン式でも簡単に扱えます。
広範囲の芝を刈ることが多い場合は、エンジンタイプを選択すると失敗が少ないです。
◇刈払機を買うならオススメしたいメーカー一覧と特徴
最後に刈払機を買うならオススメしたいメーカーの一覧と、そのメーカーの特徴について解説していきたいと思います。
①ケルヒャー
ケルヒャーは高圧洗浄機で有名なドイツの清掃機器メーカーです。
黄色のイメージカラーの製品をホームセンターで見たことがあるのではないでしょうか。1935年にドイツで創業され、190か国で使用されています。
ケルヒャーは清掃機器メーカーですので、庭先の芝を刈る芝刈り機のラインナップもあります。
ドイツの製品は長く大切に使い続けられるように開発される傾向にあるので、長く使いたい人はケルヒャーはおすすめのメーカーの一つです。
②ボッシュ
1886年に創業されたボッシュはドイツのシュトゥットガルトに設立されました。日本では1911年に事業が開始され、日本での歴史も大変長い企業です。
ボッシュの歴史は、車の歴史を無くして語ることはできません。
メルセデスベンツやBMW、フォルクスワーゲンやアウディなど、世界的な自動車メーカーの整備にボッシュの工具が必要不可欠でした。
自動車整備には安全と使いやすさ、壊れにくさが必須。そんなボッシュには草刈機のラインナップもあります。
万が一故障するとケガの恐れもありますが、ボッシュの製品は精度の高さに定評があるので安心して使用することができます。
③マキタ
今では日本最大の電動工具メーカーとして有名なマキタですが、創業当初はモーターの修理業者として創業されました。
1958年に国産初の携帯用電気カンナを発売し、以降電動工具メーカーとして発展していきました。1971年にはアメリカに進出し、150か国に展開、売り上げの80%はなんと海外市場と言われています。
マキタブルーの鮮やかな青のカラーが人気で、高いデザイン性も人気のメーカーです。草刈り機もラインナップしていて、近年では電動タイプの製品が主力製品となっています。
④HiKOKI(ハイコーキ)
ハイコーキは旧日立工機として70年以上の歴史がある企業で、2500以上の特許技術を持っています。
マルチボルトバッテリーと呼ばれる18ボルトの蓄電池と同じサイズの36ボルトのバッテリーを開発して有名になりました。
同業他社と比べても劣らない技術力がありながらも、コストパフォーマンスが抜群な製品力が売りの会社です。
安くて良い製品を手にしたい時は、ハイコーキがオススメです。
まとめ
今回は、草刈り機や刈払機の違いや製造メーカーの一覧や特徴などを解説していきました。
刈払機や草刈り機については、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。
ぜひ、関連記事も読んで参考にしてみてください。
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