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紙やすりの番号の意味や種類の違いは?用途ごとの選び方や使い方を解説します

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DIYには欠かせないアイテムのひとつに、紙やすりがあります。

紙やすりは番号によって用途が異なり、また、布やすりやポリネットシートなど、そのほかの種類との使い分けも大切です。

そのため、使用前に知っておきたい知識も多く、なんとなく使用している方も意外と多いのではないでしょうか。

ということで今回は、紙やすりの使い方や用途ごとの番号の選び方など、紙やすりについての基礎知識を中心に解説していきたいと思います。

これから紙やすりを使用する方や使用予定のある方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

紙やすりとは?どんな用途で使用する?

紙やすりは表面を滑らかにしたり、形を整えたりするために使われる研磨紙です。その名のとおり、紙の上に研磨材が塗布されています。

一口に紙やすりといっても、実は用途に応じて多くの種類があるのをご存知でしょうか。以下の表に、紙やすりのおもな用途を具体例と共に紹介します。

用途

具体的な例

木工

木材の表面を滑らかにする、木材の形を整える、塗装前の下地処理

金属加工

金属の表面を滑らかにする、溶接部分の仕上げ、錆や汚れの除去

自動車整備

ボディの傷や凹みの修復、塗装前の下地処理、パテ盛りの平滑化

DIYや家庭での使用

家具の修復や仕上げ、壁の補修や下地処理、プラスチック部品の表面仕上げ

紙やすりは上記の用途に応じ、粗目から細目までさまざまな種類があります。

通常は番手(番号)という数字で表されており、番手が小さいほど粗く、番手が大きいほど細かくなるという並び順です。

使い方としては作業の進行に合わせて、徐々に細かい紙やすりへ変えていくのが一般的。最終的には鏡面仕上げまで磨き上げることも可能です。

しかし紙やすりを使う際は、対象物の材質や目的に合った紙やすりを選ばなくてはなりません。

一般的には手作業で行うことが多いものの、電動工具を使用すると作業効率がかなり上がります。

紙やすりの番号(番手)について

紙やすりの番号(番手)は、研磨材の粒度を表す指標です。(1インチ平方内にある研磨材の粒子数を表しています)

番手は「#」記号と数字で表され、数字が小さいほど粗く、大きいほど細かい研磨が可能です。

具体的な番手の分類についてみていきましょう。番手は大まかに、以下のように分類されます。

分類

番手

用途

粗目

#40~#100

荒材のサンディング、塗装をはがす作業

中目

#120~#240

荒材を塗装する場合のサンディング、凸凹のサビ除去や、鍋のコゲつき研磨・除去

細目

#280~#400

塗装前の下地調整、木材の仕上げ研磨

極細目

#400~#800

塗装の2度塗りをする前の下地調整、金属の汚れ落としやサビ落としの仕上げ

超極細目

#1000~#2000

金属の鏡面仕上げ、石や堅い木材の研磨

超精密研磨

#2000以上

特殊な用途での超精密な研磨

研磨する対象や目的に応じて、適切な番手の紙やすりを選ばなくてはなりません。ここで一般的な使い分けについてご紹介します。

  • 木材の形状修正や塗装はがし:粗目(#40~#100)
  • 木材の表面調整:中目(#120~#240)
  • 塗装前の下地調整:細目(#280~#400)
  • 金属のサビ落とし:中目~極細目(#120~#800)
  • 金属の鏡面仕上げ:超極細目(#1000~#2000)

効率よくキレイに研磨するなら、粗目から細目へと段階的に番手を上げていくのがコツ。

例えば#60(粗目)→#120(中目)→#240(中目)→#400(細目)といったように、倍以下の番手を目安に選んで作業するのがおすすめです。

ただし紙やすりは番手だけではなく、研磨材の種類や基材の素材によっても特性が異なります。

後半では研磨剤の種類についても紹介しますので、作業の効率と仕上がりを左右するポイントとして押さえておきましょう。

紙やすりの選び方

紙やすりはたくさん種類や番手があるため、用途に合わせて適切なものを選ぶのが難しいかもしれません。

まずは粗い番手から細かい番手へと、段階的に使い分ける…という点だけ押さえておきましょう。そうすれば効率的かつ、美しい仕上がりが得られやすいです。

ここでは紙やすりの種類と番手の特徴を踏まえ、それぞれの用途に適した選び方をご紹介します。初心者の方も、ぜひ参考にしてみてください。

種類と番手、どう選ぶべきか?

紙やすりを選ぶ際は、まず研磨する材料に適した種類を選びます。一般的な紙やすりの種類と最適な材料は以下のとおりです。

  • 紙やすり:木材や軟らかい素材
  • 布やすり:金属の研磨やサビ取り、曲面や複雑な形状の研磨
  • 耐水ペーパー:水研ぎによる木材、金属、樹脂、石材、陶器の研磨
  • 空研ぎペーパー:目詰まりしにくく、硬材から軟材まで対応
  • ポリネットシート:柔軟性と耐水性に優れ、木材、金属、プラスチック、塗装面の研磨に使用

また紙やすりの基材(紙やすりの土台となる材料)にも、紙や布、スポンジがあります。用途や好みに合わせて選びましょう。

番手については研磨の進行に合わせて、粗目から細目へと段階的に選ぶのが基本。

まず粗い番手は材料の成形や古い塗装の除去に、細かい番手は仕上げや磨きに使いましょう。具体的な番手の選び方については、次の見出しで詳しく説明します。

番手の選び方

紙やすりの番手は、研磨材の粒度を表す指標です。具体的には1インチ平方内にある研磨材の粒子数を表しています。

そして番手は「#」記号と数字で表され、数字が小さいほど粗く、大きいほど細かい研磨が可能です。以下に、番手ごとの特徴と用途を紹介します。

・粗目(#40~#100)

  • 荒材のサンディング、塗装をはがす作業に最適
  • 木材の形状修正や古い塗装の除去に使用

杉のような柔らかい木材には#120、タモのような硬い木材には#100を選びましょう。

・中目(#120~#240)

  • 荒材を塗装する場合のサンディング
  • 凸凹のサビ除去
  • 鍋のコゲつき研磨・除去

木工や工作では中目でも仕上げとして使われることがあります。

・細目(#280~#400)

  • 塗装前の下地調整
  • 木材の仕上げ研磨

塗装のノリを良くし、剥がれにくくするために使用します。

・極細目(#400~#800)

  • 塗装の2度塗りをする前の下地調整
  • 金属の汚れ落としやサビ落としの仕上げ

木材の表面に使用するには少々細かすぎるため、あまり効果はありません。

・超極細目(#1000~#2000)

  • 金属の鏡面仕上げ
  • 石や堅い木材の研磨

こちらは特殊な用途での、超精密な研磨に使用します。

紙やすりを選ぶ際は、研磨する材料の種類や目的に合わせて選びましょう。用途に合った紙やすりを使えば、効率と仕上がりを高められます。

紙やすりはサンドペーパーの一種、用途に違いと使い分け

紙やすりはサンドペーパーの一種で、研磨材が紙の基材に接着剤で固定されています。

ほかにも布やすりやスポンジやすりがあるため、特徴や用途が少し分かりにくいかもしれません。

ここではサンドペーパーの種類ごとに、その特徴と適した用途について詳しく解説しました。

紙やすり

紙やすりは空研ぎ(水を使用しない研磨)専用で、基材にクラフト紙を使用したもっとも一般的なサンドペーパーです。

洋紙研磨紙とも呼ばれ、おもに木材(軟材)の軽研磨に使用します。

基材の強度があまり強くなく(破れやすい)、目詰まりも起こりやすいので、硬い木材や金属の研磨には向いていません。

では用途に応じた使い分けを見ていきましょう。

  • 粗目(#40~#100):木材の粗削り、ケバ取り、塗装はがし
  • 中目(#120~#240):木材の塗装前下地調整、軽度のサビ落とし
  • 細目(#280~#400):木材の仕上げ研磨、塗装前の下地調整

紙やすりは柔らかい木材を削る際や、表面を滑らかにする作業で最適です。その柔軟性から、複雑な形状や細かな部分の研磨にも向いています。

ただし紙やすりは厚紙をベースにしているため、破れやすく耐久性に欠ける点がデメリットと言えるでしょう。

研磨剤の目詰まりも起こしやすいため、割と頻繁に交換が必要となります。

耐水性ペーパー

耐水性ペーパーは基材に耐水処理紙を使用し、空研ぎと水研ぎ(水を研磨面に塗布して研磨すること)の両方が可能なサンドペーパーです。

木材・金属・樹脂・石材・陶器と、さまざまな素材の研磨に使用されます。

水研ぎ(湿式研磨)は水や油を塗布しながら研磨するので、研ぎカスが排出されやすく目詰まりしにくくなるのが特徴。

サンドペーパーの耐久性が高くなり、研磨面も綺麗に仕上げられます。

使われている耐水ペーパーは、シリコンカーバイト製の砥粒を使用。優れた研磨力を持っています。

水に濡れても破れないため、水研ぎや油研ぎに最適です。金属の研磨や水を使った研磨作業にも良いでしょう。

また塗装前後の仕上げや、下地調整にも使われます。耐水ペーパーは水や油を使うことで研磨粉の飛散を防ぎ、滑らかで均一な仕上がりが魅力。

極細目(#1000~#2000)の耐水ペーパーなら、金属の鏡面仕上げ、石や堅い木材の研磨といった特殊用途での超精密研磨に使用されます。

布やすり

布やすりは、布に砥粒がコーティングされたサンドペーパーです。紙やすりと比べると耐久性が高く、破れにくい特徴があります。

その柔軟性を活かせば、曲面の研磨にも相性バツグン。おもな用途も以下にまとめました。

  • 金属の研磨やサビ取り
  • 力を強く入れて研磨する場面
  • 大きな面積の研磨
  • 電動サンダーに取り付けて使用も可能

布やすりは紙やすりよりも高価ですが、耐久性と曲面への追従性が非常に高いです。金属の研磨や電動工具を使った作業に適しているといえます。

空研ぎやすり

空研ぎやすりは、水を使わずに空研ぎを行うためのサンドペーパーです。

基材は紙やすりと同様に、クラフト紙を使用。しかし研磨面に、目詰まり防止のコーティングが施されています。

紙やすりに比べて、研磨力が強く(数倍の研磨力)、耐久性が高い(目詰まりしにくい)サンドペーパーです。

  • 硬材から軟材までさまざまな種類の木材研磨
  • 樹脂のような目詰まりしやすい素材の研磨
  • サンダーや研磨系電動工具の交換用サンドペーパー

上記の用途で使用されます。

空研ぎペーパーは研磨力が強いため、粗目での研磨では素材に傷を付けてしまう場合もあるのでご注意ください。

木工での研磨にもっとも適しているのが空研ぎやすりです。

中目(#180~#240)で素地調整・塗装前の下地調整、細目(#320~#400)で塗装前の下地調整・仕上げ研磨に使用されます。

空研ぎやすりは、塗装時の上塗り前に行う研磨作業で使用すると良いでしょう。耐久性はあるものの耐水性はなく、水研ぎはできません。

ポリネットシート

ポリネットシートは、ナイロンやポリエステルといった合成繊維を網目状に編み込み、研磨材を接着させた研磨用具です。

柔軟性が高く、耐水性・耐油性に優れています。ポリネットシートのおもな特徴も見ていきましょう。

  • 網目状の構造により、削りカスが目詰まりしにくくなっている
  • 水や油に濡れても使用可能で、水研ぎにも適している
  • 柔軟性が高いため、曲面や複雑な形状の研磨に適している
  • 耐久性が高く、長時間の使用に耐える
  • 汚れた場合は水洗いができ、繰り返し使用できる

ポリネットシートは木材や金属、プラスチック、塗装面と幅広い素材の研磨に使用されます。

とくに削りカスが出やすい素材や、塗装をはがす作業に最適です。

またポリネットシートは目詰まりしにくいため、紙やすりと比べて研磨効率が高く、作業時間を短縮できます。

耐水性があるので、水を使った研磨作業にもおすすめです。

ただしポリネットシートは、番手(粒度)によって仕上がりが異なる点は注意しましょう。

紙やすりと比べるとやや高価ですが、耐久性が高く繰り返し使用できます。長期的に使うならコストパフォーマンスが良いです。

スポンジヤスリ

スポンジヤスリは、スポンジ状の基材に研磨材を接着させたサンドペーパーです。柔軟性が高く、複雑な形状の研磨に適しています。

またクッション性があるため、デリケートな素材の研磨にも相性が合うでしょう。スポンジヤスリの特徴は以下のとおりです。

  • 柔軟性が高く、曲面や複雑な形状の研磨に適している
  • クッション性があるため、傷つきやすい素材の研磨にも使用できる
  • 水に濡らして使用でき、目詰まりしにくくなる
  • 耐久性が高く、長時間使用できる
  • 手で持って使用するため、細かな部分の研磨に適している

スポンジヤスリは万能で、使えない素材はとくにありません。自動車のボディ研磨や家具の仕上げ研磨と、曲面や複雑な形状の研磨に威力を発揮します。

またスポンジヤスリは水に濡らして使用できるため、水研ぎにも使える万能アイテム。水を使えば研磨粉の飛散を防ぎますし、目詰まりしにくくなります。

ただし平面の研磨には向いていないため、用途に応じてほかのサンドペーパーと使い分けてください。

研磨剤の種類と使い分け

紙やすりやサンドペーパーの研磨力は、番手のほかに研磨剤の種類によっても大きく異なります。

※一般的なDIY作業だと、あまり研磨剤まで見る方はいらっしゃらないかもしれません。ですが選ぶうえでは重要な項目の1つです。

ここでは代表的な研磨剤の種類とその特徴、適した用途について詳しくまとめました。

研磨する素材や目的に合わせて、適切な研磨剤を選ぶ参考としてください。

酸化アルミニウム

酸化アルミニウムは、研磨剤として広く使用されている材料です。硬度が高いので優れた研磨力を持ち、化学的にも安定。耐熱性にも優れています。

比較的安価で種類も豊富なので、木材、金属、塗装面の研磨に最適。滑らかな仕上がりを与えます。

酸化アルミニウムは非常に幅広く使え、万能性が高いです。ただし研磨力が強すぎるため、ナノメートルレベルの鏡面仕上げ研磨には適しておりません。

ステンレス鋼の研磨にもあまり適さない点がデメリットです。

炭化ケイ素

炭化ケイ素は硬度が高く、鋭い粒子を持つ研磨剤です。酸化アルミニウムと比べると硬く切れ味が良いため、難加工材の研磨に適しています。

一方で、耐久性は酸化アルミニウムよりも劣ってしまうでしょう。炭化ケイ素の特徴は以下のとおり。

  • モース硬度が9以上と非常に硬い
  • 鋭利な粒子形状により、優れた切断性能を持つ
  • 高温での耐性が高く、1400℃でも強度と硬度を維持できる
  • 熱伝導率が高く、熱膨張率が低い

炭化ケイ素はその硬度と切れ味の良さから、金属、セラミック、ガラス、石材のような「硬い材料の研磨」に適しています。

とくに鋳物の湯口や湯道の除去、溶接部の研磨、ステンレス鋼の研磨に使われることが多いです。

ただし炭化ケイ素は脆く、衝撃に弱い特性があります。(使用中に粒子が破砕し、切れ味が低下しやすい)

酸化アルミニウムと比べると、価格が高いのも特徴の一つです。

使い分けとしては、粗加工や難加工材の研磨には炭化ケイ素を。仕上げ研磨や長時間の使用が必要な場合に、酸化アルミニウムを用いるのが一般的です。

また両者を組み合わせ、粗加工には炭化ケイ素、仕上げには酸化アルミニウムを使えば効率的な研磨作業が可能になります。

なお厚生労働省では、炭化ケイ素を含む研磨剤について「粉じんへのばく露による健康障害の可能性」を指摘しているので注意しましょう。

吸入による肺への影響が懸念されるので、適切な粉じん対策を講じなくてはなりません。

立方晶窒化ホウ素

立方晶窒化ホウ素(以下CBN)は、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ超硬材料です。高い耐熱性と化学的安定性を兼ね備えています。

CBNはホウ素と窒素原子が立方晶構造を形成しており、この特異な結晶構造が優れた特性を実現しました。

具体的には高硬度で耐摩耗性に優れ、高温下でも安定しているため、鉄系材料の研削や切削に適しています。

とくに焼入鋼、工具鋼、高速度鋼のような高硬度材料の加工に威力を発揮。化学的に不活性で、鉄族元素と反応しにくいです。

ニッケル合金や粉末冶金鋼(金属粉を金型に入れて焼結)の加工にも適しています。

一方でCBNはダイヤモンドに比べて高価であり、脆い欠点も。用途に応じて適材適所で使い分ける必要があります。

ダイヤモンド

ダイヤモンドは誰もが知るような、非常に高い硬度と優れた熱伝導性を持つ宝石です。モース硬度は10で、鉱物中で最大の値を示します。

一般的に無色透明で美しい光沢を持ち、その希少性と美しさから、宝飾品として高く評価されているのをご存知でしょう。

実はその高硬度と耐摩耗性を活かして、切削工具や研削材、ドリル刃先に使用されます。(とくに超硬材料の加工や精密加工に欠かせない材料)

近年では、人工ダイヤモンドの製造技術が進歩しています。

天然ダイヤモンドと見分けがつかないほど、高品質な人口ダイヤモンドが生産されるようになりました。

紙やすり使用時の注意点について

紙やすりは手軽に使える一方で、使用方法を誤ると事故につながったり、仕上がりが悪くなったりします。

初心者の方はとくに、紙やすりを使用する際の注意点を理解しましょう。安全で効果的な作業を心がけながら、作業を行ってください。

まず適切な種類と番手の紙やすりを選択します。研磨する素材に合わない紙やすりを使用すると、素材を傷つけやすいです。

意外と合わない番手を使ってしまい、失敗した…と嘆いてしまう方がいらっしゃいます。

また紙やすりを使用する際は、過度な力を加えないようにしましょう。強い力で研磨すると紙やすりが破れたり、素材を傷つけたりする恐れがあります。

そして紙やすりを使用すると、細かい粉塵が発生するのに注意しなくてはなりません。この粉塵を吸い込むと、健康に悪影響を及ぼす可能性もあります。

一般的な紙マスク、できれば防塵マスクを着用し、作業場所の換気を行ってください。紙やすりによる怪我を防ぐために、手袋の着用もおすすめです。

紙やすりを長時間使用していると、研磨剤に削りカスが詰まることも。この状態が目詰まりです。

目詰まりを防ぐなら定期的に紙やすりを清掃するか、目詰まりしにくいタイプの紙やすりを使用してください。

使用後は乾燥した涼しい場所に、種類や番手ごとに分けて保管しましょう。湿気の多い場所や直射日光の当たる場所に保管すると、紙やすりが劣化しやすいです。

手軽に使えるアイテムだからこそ、意外と仕上がりが悪くなってしまったり、思わぬ事故を生んだりする可能性があります。

上記の注意点を押さえながら、効率的かつ高い仕上がりを目指してみてください。

まとめ

今回は紙やすりの使い方や用途ごとの番号の選び方など、紙やすりについての基礎知識を中心に解説していきました。

このほかにもDIYや電動工具にまつわる知っておきたい知識はまだまだあります。

ぜひ、そのほかの関連記事も読んで参考にされてみてください。