丸ノコを買うならマキタとHiKOKI(ハイコーキ)ならどっち?【スペック比較】
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これから充電式丸ノコの購入を検討されている方の中で、マキタとHiKOKI(旧 日立工機)のどちらを購入しようか迷われている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。
ということで今回は、マキタとHiKOKIの丸ノコをスペックや機能面など様々な角度から比較してみました。
どちらにしようか迷われている方はぜひ、参考にされてみて下さい。
マキタとHiKOKI(ハイコーキ)、丸ノコを買うならどっち?
日本国内のトップメーカーと言えば、マキタとHiKOKI(ハイコーキ)の名前が確実に上がるでしょう。
両社とも技術力やスペックで接戦を繰り広げており、ユーザー側としてもどちらを選んだらいいかわかりにくい一面があります。
そこでこの記事では、主力の18Vシリーズとハイエンドモデルを比較してみました。気になる方はぜひ参考にしてください。
マキタとHiKOKIの丸ノコ スペック・機能を比較してみた
ではそれぞれ詳しく比較してみましょう。具体的には下記2つのシリーズで比較しています。
- マキタ40VmaxシリーズとHiKOKI36Vマルチボルトシリーズ
- マキタ18VとHiKOKI 18V
ちなみに機能としては、そこまで大きな違いがありません。
またスペック上はあまり違いがなくとも、スペックシートではわからない重心の違いや細かい使い勝手の配慮で差があります。
例1)ひき割り定規のツマミがマキタではズレないようになっている。HiKOKIでは締めた瞬間にズレてしまう。
例2)HiKOKIは重心バランスが良く、手の真下に重さが来るので取り回しやすい。マキタはやや刃に重心がかかり、重みを感じてしまう。
しかし、実際に比較してみると見えてくるものがあるため、まずはスペックや機能の比較を見てみましょう。
マキタ40VとHiKOKI 36Vの比較
まずはマキタ40Vmaxシリーズの丸ノコと、HiKOKI36Vマルチボルトシリーズの丸ノコを比較してみました。
詳しいスペック上の違いは、下記の表を参考にしてください。
両機種とも同じ外径のノコ刃を使っており、切込み深さも大きな違いはありません。
重さも同じぐらいの重量に加えて、寸法もほぼ同じような形といっていいほどのものです。
1充電時の作業量目安に関しては、全く同条件ではないためあくまで目安として捉えてください。
明確な違いとして、回転数の違いが挙げられます。
HiKOKIはサイレントモード(2,000回転)使用時に負荷がかかると、自動的にパワーモード(4,300回転)へ自動で切り替わる仕組みです。
出典元:HiKOKI公式サイト「マルチボルト(36V)コードレス丸のこ:C3606DA」より
マキタは仕上げモード(4,100回転)時に負荷がかかった場合、同じ回転数を保とうと調整してくれます。
出典元:HS001GRDX 「無線連動」 非対応_HS002GRDX 「無線連動」 対応/株式会社マキタ (makita.co.jp)
またマキタのほうが回転数は高いため、同じ材料を切れば体感の違いは大きく感じられるでしょう。
マキタ18VとHiKOKI 18Vの比較
次に同じ18V機で、マキタとHiKOKIを比較してみました。詳しいスペック上の違いは、下記の表を参考にしてください。
18Vになると、若干の違いが出てきます。とくに回転数に関しては、マキタは回転数が1モードしか選べません。
しかしHiKOKIの場合、パワーモードとサイレントモードが選べます。
あまり現場でサイレントモードを使用することは無いものの、必要な方や場面があれば重宝するでしょう。
また、HiKOKIはメーカーが独自で出しているチップソー、「黒鯱」が付属しません。
マキタは「鮫肌プレミアムホワイトチップソー」が18V機も付属する違いがあります。
もしHiKOKIの黒鯱がほしいけど18V機を購入しなくてはならない場合、追加で購入する必要があるでしょう。
結局、マキタとHiKOKI(ハイコーキ)、丸ノコを買うならどっち?
結論として、両機種のどちらを購入したらいいか悩む方は多いと思います。
同じようなスペックで、あまり大きな違いは見られません。
そこでどちらがおすすめなのかを個別に紹介していきますので、ぜひ当てはまる方はおすすめメーカーを検討してみてください。
マキタの丸ノコがオススメな人
マキタがおすすめな人は、下記のとおりです。
- とにかく切れ味や回転数にこだわりたい方
- マキタの充電工具を所持している
40Vmaxにするか18Vにするかでも違いはありますが、総じてHiKOKIよりも回転数が高いです。
そのためより多くの木材を切る必要があったり、回転数にこだわったりする方はマキタをおすすめします。
またマキタの充電工具を所持している場合、同電圧であればバッテリーの使い回しが可能です。
※ただし40Vmaxシリーズと18Vシリーズは併用ができません。同じ電圧でなければ使い回しは不可能です。
もし40Vmaxシリーズの充電工具を持っているなら、追加で40Vmaxの丸ノコを購入するのは効率的でしょう。
しかし18V機の場合は新たに40Vmaxシリーズを買い揃えていく必要があるため、HiKOKIに興味があるなら検討しても良いです。
HiKOKI(ハイコーキ)がオススメな人
HiKOKIの丸ノコがおすすめな人は、下記のとおりです。
- 静音性を追求する場面がある
- HiKOKIの充電工具を持っている
マキタと比べ、HiKOKIはサイレントモードが36V機も18V機も搭載されています。
またマキタよりも低回転でカットしていけるため、静音性を追求する場面ではHiKOKIが有利です。
現場であまり大きな音を出せない環境だったり、自宅のDIYでできるだけ静かに作業したかったりする方はHiKOKIが良いでしょう。
さらにHiKOKIの場合、マルチボルトシリーズが展開されています。対応しているバッテリーであれば、36Vも18Vも自動で切り替え可能です。
マキタの場合は18V機と40Vmax機の併用が難しいため、今後マルチボルトで揃えていきたいならHiKOKIを選ぶと良いでしょう。
※例えば人によって持っているインパクトは18Vだが、丸ノコは36Vを使いたいという場合もあります。
自身の状況に合わせ、最適なものを選択していってください。
まとめ
今回は、マキタとHiKOKI(旧 日立工機)の丸ノコについて、どちらを購入するべきか?というテーマで解説してきました。
電動工具を購入する前に知っておきたい知識は、まだまだあります。ぜひ、その他の関連記事も確認して、工具選びの参考にして見て下さい。
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