購入前に知っておきたい、電動工具のDIY用モデルとプロ用モデルの違いについて
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電動工具を販売している主要メーカーの多くが、DIY用モデルとプロモデルに違いを出して販売していることをご存知ですか?
その違いを知ることは、購入後の失敗を減らすためにも重要な部分でもあります。
この記事では、「電動工具のプロモデルとDIYモデルの違い」について、余すところなく解説していますので、これからお買い替えや購入をご検討中の方はぜひ、読んでみて下さい。
DIY用モデルとプロ用モデルの違いについて
電動工具には、DIY用モデルとプロ用モデル2種類があります。
両者は利用シーンによってそれぞれ最適化設計がされており場合によっては、DIY用途でもプロ用モデルの購入が必要になることがあります。
それぞれに違いや特徴を知ることで失敗を減らせるため、目的のあった工具選びには欠かせない知識の一つです。
設計の違い
DIY用モデルとプロ用モデルは、設計から違いがあります。具体的な違いは以下の4点です。
- 長時間の使用やハードな扱いに耐えられるか
- 精度を求められる作業か
- 求められるパワーがあるか
- 騒音に配慮されているか
仕事として電動工具を日頃から愛用しているプロは、長時間の使用やハードな扱いに耐えられる製品を使わないと仕事になりません。
そのためプロ用モデルは全体的に高い耐久性を誇り、長年の使用でも壊れにくくなっています。
しかしDIYで使用する場合、軽作業の場合がほとんどです。過酷な条件でなければ、価格を抑えた品質でも十分役目を果たします。
利用シーンに合わせた作りとなっているため、求められる能力で分けられていると考えて良いでしょう。
カラーや型番の違い(マキタとHiKOKIの場合)
国内トップシェアを誇るマキタとHiKOKI(旧・日立)では、DIY用とプロ用とでカラーリングを分けて商品を展開しています。
- マキタはDIY用をグリーン、プロ用をブルーと多色展開
- HiKOKIはDIY用をブルー、プロ用はグリーンと多色展開
両メーカーはカラーリングが反転しており、メーカー独自の色分け方というのがわかります。
またプロ用に関しては、どちらも多色展開が増えてきました。両社とも最大5色展開で、カラーは微妙に異なります。
※展開しているシリーズによって、多色展開していない場合があります。
ちなみに、それぞれ型番でもDIY用とプロ用とで分けられています。
- マキタはMから始まる型番がDIY用で、プロ用はTやDから始まる
- HiKOKIはFから始まる型番がDIY用で、プロ用はWから始まる
値段の違い
DIY用とプロ用では、使う部品や設計の違いから価格にも大きな差があります。
●マキタのDIY用とプロ用の価格を比較した場合
●HiKOKIのDIY用とプロ用の価格を比較した場合
- DIY用「FWH18DGL (2LEGK)」:14,949円
- プロ用「WH18DDL2(2LYPK)(L)」:39,000円
(2021年4月現在のAmazon価格より)
数千円の違いならまだしも、DIY用とプロ用では数万円の違いがあるほどです。そのため軽作業であれば、DIY用を選んだほうがコストパフォーマンスは高くなります。逆にハードな使用であればプロ用を選ぶと、耐久性と精度の高さから満足度の高い仕事が行えるでしょう。
プロ用モデルとDIY用モデル、どっちを選ぶべき?
プロ用モデルとDIY用モデルは、価格や性能の違いが大きいです。そのためどちらを選ぶか迷った場合、基準を「どんなことに使用するのか」へ合わせて選んでみましょう。
下記の項目からは、プロ用モデルとDIY用モデルそれぞれに合った人の特徴を紹介していきます。
電動工具のプロ用モデルを買い揃えるべき人の特徴
電動工具のプロ用モデルを買い揃えるべき人の特徴は、プロかプロ並みに作業をこなす人です。
例えばプロの方だと一日8時間、週に40時間ほど使う計算となるでしょう。年間にすると恐ろしい時間の稼働を要求されます。しかし休日のみDIYで作業をするといっても、プロ並みに精度が必要だったり終日稼働したりする場合はプロ用が最適です。
連続稼働をしなくても、負荷が高い作業を行えば可動部の消耗も早くなります。買い替えが早まれば、逆に出費が増えることも。
- ハードな作業
- 精度の高さが要求される
- 稼働時間が長い
上記の場合はプロ用モデルを選ぶと、作業効率が高まります。
またプロ用モデルは総じて精度の高い部品で構成されているため、騒音が少ないのも特徴です。音をなるべく抑えたい環境にも最適と言えるでしょう。
電動工具のDIYモデルを買い揃えるべき人の特徴
DIYモデルを買い揃えるべき人の特徴は、軽作業が中心で負荷の低い作業を行う人です。
どんなにDIYが趣味の方でも、毎日何時間も稼働できる人は少ないでしょう。休日に作業時間が増えたとしても、単純に時間が長いだけならバッテリーを買い足すか容量の大きいものを購入すれば問題ありません。
DIYレベルではそこまで精度を求められる作業は多くないので、必然的にエントリーモデルで必要十分です。
また近年ではDIY用であってもかなり耐久性が高く作られており、同じ年数を使用していてもなかなか壊れにくくなりました。
- 精度は必要ない(もしくはよくわからない)
- 稼働するのは休日がメイン
- 今はまだ電動工具を持っていない
上記の項目に当てはまる人は、まずDIY用モデルから揃えてみると良いでしょう。
徐々にステップアップしてDIY用で物足りなくなったとき、初めてプロ用を検討するのが自然かつ最適な流れです。
まとめ
今回は電動工具のプロ用モデルとDIYモデルの違いについてご紹介してきました。主要工具メーカーの多くが、性能面や価格帯、カラーリングなどをプロモデルとDIYモデルとで差別化を図って販売されています。
購入前に知っておくだけ失敗を減らすことができる知識は、まだまだあります。
ぜひ、その他の関連記事も確認して、工具選びの参考にして見て下さい。
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